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設備設計とは About equipment design

設備設計とは、建築設計の中でも建物の機能を決定する設備設計の業務全般。
企画設計で計画概要書や概算図面を作成し、各種検討内容や協議事項をまとめて基本設計や基本計画書を作成します。さらに基本設計をもとに具体的な設備ルート図や機器プロット、詳細な計算書を作り、特記事項等を含めた実施設計図を作成します。

具体的には、空調や照明、給排水、インターネット回線などの計画を行い、建物の快適性や省エネルギー性を確保する仕事です。それぞれの設備工事で専門知識が必要であり、それらを包括的に設計する力が求められます。

近年では、「CASBEE（建築環境総合性能評価システム）」といった環境指標や、「ZEB（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）」などの省エネルギー性の高い建物が注目されており、設備設計が主役になれる時代といえるでしょう。

近年に見る機器やシステムの急速な向上は、設備設計業界にも大きなインパクトを与えました。
同時に高度情報社会、循環型社会における諸問題の解決に向けて設備設計の果たす役割は大きく、わが国の環境対策では特段の期待と使命を担っております。

当社も国交省の指針である官庁施設の環境負荷低減計画に呼応して積極的に取り組むほか、大学研究室等との連携をはかるなど、近未来を見据えて専門的に対応しています。

当社は常に時代のニーズを先取りし、社内LANシステムによる情報の共有化や、PC・CADを駆使した広範囲でハイクオリティな設備設計を行うと共に、地球環境問題や省エネルギー対策等についても自己研修や研鑽を重ね、技術者（付加価値）集団として社会との融合を図っています。

今後共、福祉、情報、環境など時代の要請を念頭に責任ある設備設計事務所として社会の建設文化に貢献して参ります。

ZEBとは、Net Zero Energy Building
（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の略称です。
快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。

私たち産研設計は、設備設計事務所として創業以来長年にわたって培ってまいりました実績とノウハウを活かし、地球温暖化対策としてZEB対応建築物の実現により一層積極的に取り組んでまいります。

また、2025年度に自社が受注する設計、コンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とすることを目標といたします。

社員の発想・意見・能力を尊重し個人の技術力向上と人間形成を常に追求し、その一助として各種免許・資格の取得を奨励・支援をしています。